住みたい町~子どもを育てながら働く~

 


20代・・・・京都伏見区
30代・・・・京都、ヘルシンキフィンランド
40代・・・・ヘルシンキ
50代・・・・ヘルシンキ愛媛県松山市
65歳以上・・愛媛県松山市

 

京都伏見区

人生の長い間をフィンランドで暮らします。通常の消費税率は24%ですが、食料品やレストランは14%です。料理を仕事にして、自炊もできれば節約できます。そのため20歳から京都料理屋で和食の修行を約10年、15年間します。料理の技術は勿論、経営の技術など独立するための様々な事を学びます。

ヘルシンキ

2005年から日本料理やが増え始め日本食フィンランドでも人気があります。そのため、料理人として起業して働きます。ここで30前半~65か70歳まで住みます。外国人移住者はフィンランド語の学校にも無料で通えて、通学&昼食代として1日あたり9ユーロ、月180ユーロが国から支給されます。

理由1・・・家賃が安い  

ヘルシンキ中心部における賃貸物件の相場はワンルームタイプで800ユーロ(約10万6000円)から、3LDKで1400ユーロ(約19万1000円)(1ユーロ=136円換算)。フィンランド社会福祉局が国民に対して、住居手当を支給しており、外国人長期居住者に対しても就労ビザを取得しているなど、支給されるには各種条件がありますが、収入に応じて賃貸・持ち家に限らず最大住宅出費の80%が補助されます。

 

 

 

理由2・・・子どもを育てるのに適した環境

1つ目は、子どもの大学または専門学校までの学費や18歳未満の医療費は無料であることです。そのため親たちに経済的な負担はかかりません。

2つ目は、フィンランドの特徴的な教育です。フィンランドの年間授業日数は約190日、OECD(34カ国)で最も短く日本と比べると40日ほど少ないです。夏休みは、6月中旬~8月中旬の2ヶ月と長く小学校の間はテストも宿題もほとんどありません。日本のように塾もないため休むときにはしっかり休めて、フレッシュな状態で自発的に勉強に取り組めるモチベーションを保っています。また、1クラス20人の少人数制で、勉強が出来ない子には補修制度なども行われ、特別学力の低い子が出来ない教育システムになっています。

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理由3・・・起業しやすい都市

世界で2番目に大きいスタートアップイベント「Slush」はフィンランドが発祥です。また、法人税は20%で、ヨーロッパ諸国(フランス/34%)や日本の29%に比べて安いです。人材面では、R&D(research and development,科学技術や技術開発を行う業務)のホットスポットでもあります。30歳以下のフィンランド人の90%が英語も話せるので海外企業にも優しいです。スタートアップに必要不可欠な人材も確保出来るでしょう。2017年度だけでも180社の海外スタートアップがフィンランドで誕生しています。

 

理由4・・・日本とよく似たところが多い

世界で水道水が飲める国は約15カ国ほどでフィンランドはそのひとつです。また、日本は温泉大国(温泉地数/2983カ所,泉源の数/27297カ所)フィンランドはサウナ大国です。外国人の中には誰かと入るのを嫌がる人もいますが、日本人には抵抗なくサウナにいけますね。人柄的にもフィンランドの人々はシャイらしく、日本人との距離感がにていそうです。

 

65歳~愛媛県松山市


中国山地と帰国山地に挟まれた瀬戸内の気候で、降水量は比較的少なく晴れの日が多いです。また、松山空港からは札幌、羽田、成田、沖縄など9つの空港に行けますし、バスや電車も松山駅から出ているものが多いので、年をとって免許の返納をしても足には困らなそうです。

住居に関しては、民間賃貸住宅の家賃(1坪あたりの家賃1ヶ月分)の安さは全国1位で、東京都区部と比較すると半額以下です。消費者物価指数は、降順で11位で安くものが買えます。(消費者物価指数とは地域間の物価水準の違いを見ることを目的とし、各地域の物価水準を全国の物価水準を100とした指数で示したものです。)医療の面でも、愛媛県立中央病院や松山赤十字病院など愛媛県の拠点医療機関があり、いざという時には比較的速く救急車がきてくれます。

最後に、老後の仕事についてです。松山市は耕種農業の農業産出額ベースで愛媛県の中では1位です。その中でも、松山市の耕種農業の農業産出額の半分以上は果物です。量を多く作るのではなく、特定の料理人や店が必要としているがなかなか手に入らない野菜や果物を生産していきます。買い取り先を特定することで、その人や起業にあったものを作ります。加工品であれば、形や色も重さやより大きさを重視したものを、野菜や果物の形を気にするなら大きさや形を聞いてそれに合わせて生産します。例えば、スパゲッティーには「まずいトマト」の方が適しているなど料理をしてきた経験をいかして、話を聞き需要を見つけて生産します。

参考文献

FASHONSNAP.COM 学力世界一の国と日本の教育法の違い 


www.fashionsnap.com

日本総合温泉研究所 日本の温泉データ 

https://www.onsen-r.co.jp/data/

JIJI.COM フィンランド発 起業家の祭典「スラッシュ」

https://www.jiji.com/jc/v4?id=finlandstartup0005

松山空港 フライト情報

www.matsuyama-airport.co.jp/flight/

この町に移住した人たちと作るウェブマガジン 「いいくらし、松山」

https://matsuyama-kurashi.com/about/ranking/

総務省 小売物価統計調査 2018年(平成30年)結果www.stat.go.jp/data/kouri/kouzou/pdf/g_2018.pdf

ジャパンクロップス 日本国内及び海外向け販売促進サイト

https://japancrops.com/municipalities/ehime/matsuyama-shi

TABIPPO.NET 住んでみる?日本人がフィンランドに馴染みやすい9つの理由

https://tabippo.net/finland-japanese/

addlight gournal 世界の起業家がフィンランドに向かうべき理由

 

https://journal.addlight.co.jp/archives/trendnotecamp16/